エッセイ(A-1)から続く


九州からは、私と妻(天草市武道館で稽古中・白帯)と鹿児島在住の合気道会ОGとの三人で韓国仁川経由。


成田発の東京組20数名と首都タシケント市内某レストランで合流できたのは夜遅く、すでにウズ合気道連盟主催の歓迎会が盛り上がっておりました。


(歴史が激しく交錯してきたこの国は食の坩堝でもあるようで、多彩な食べ物を楽しめる上に飲酒もОKですよ。) 

 

最初の宿は旧市街地にありましたが、翌朝目覚めてバルコニーから見回した風景に息を呑みました。


一体どの時代のものなのか。夜明けの薄明りの中に浮き上がるペルシャ風?の壮大な建築物の静謐なたたずまいにただ圧倒されました。



うず1



 

その後ブハラとサマルカンドの2都市を巡りましたが、どこも日本の歴史遺産とは規模も様式も異なるチムール帝国その他歴代の繁栄の極みがそのままのかたちで残っています。


空はひたすら高く青く、澄んだ空気のなかで建物の装飾の基調になっている濃いブルーの煉瓦が鮮烈に映えます。



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